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テンドルマンの記事は、臨床栄養士(Holisitic Nutrition)が書いています。

このブログで取り上げる、栄養やダイエットなどの情報は、 臨床栄養士(Holistic Nutrition・アメリカ資格)が、 近代栄養学の臨床データーや研究データーに基づいて、 書いております。

ネトル

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    昨日読んでいた植物関連の本に、

    「ネトル」の事が書いてありました。

     

    ネトルは和名イラクサとも呼ばれていて、

    ハーブ療法では、血液をきれいにしたり、

    アレルギー症状を改善するハーブとして使用されています。

     

    代表的なのは「花粉症」の症状改善に効果が高い事です。

     

     

    このネトルですが、葉や茎などに棘があり、

    この棘には、アセチールコリンやヒスタミンなどの物質が

    含まれていて、それを食べた野生動物は、

    チクチク感などで堪らない経験をしてしまうそうです。

     

    奈良県の奈良公園には、多くの鹿がいることをご存知ですね。

    この奈良公園には、2種類のネトルが自生しているそうです。

    ひとつは棘が少ないネトル、もう一つは棘の多いネトルだそうです。

     

    奈良公園の鹿たちは、観光客などから鹿せんべいをもらって食べていますが、

    当然野生の植物も食します。

     

    そして、彼らは棘の多いネトルには見向きもせず、

    棘の少ないネトルを食べているようです。

     

    ですから、最近の奈良公園のネトルは、

    棘の多い種類の物が多くなったそうです。

     

     

     

    ネトルはそうやって、自分の体を守っている、

    という話を本を読んだのです。

     

     

     

    さて、この棘に含まれているヒスタミンですが、

    通常はアレルギーを起こす物質として有名です。

     

    ですから、棘に触れると、その場所が痒くなったり、

    なんとなく不快な感じで「イライラ」してしまいます。

    そうそう、ネトルの和名イラクサは、

    イライラする草というのが語源だそうですよ。

     

    ところが、そのヒスタミンの含まれているネトルを、

    お茶やサプリメント(カプセルタイプ)で飲むことにより、

    アレルギーを抑える効果が確認されているのです。

     

    含有量が微量ということで、その効果が生まれるようで、

    実際、花粉症の症状が出ている時に、ネトルを飲むとその症状が

    弱まったり、消えたりしたという、臨床データーが出ています。

     

    また、ネトルには多くのビタミンやミネラルが含まれているので、

    血液浄化作用も高い、ということです。

     

     

    ヨーロッパでは、「スプリングトニック」といって、

    春に飲む、体の中をきれいにする植物としても利用されていたようです。

     

     

    ネトルが自分の体を守る道具として取得した棘が、

    人の健康に役立つ、植物と人間の関係って、

    こういうところからも、長い年月に渡り続いているのですね。

     

     

     

     

     


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