夏と秋・冬の大相撲。そして諸行無常
夏の空気と秋の空気の、相撲の決着がやっとつきそうです。
お彼岸の頃に、秋の空気が優勢となり、
このまま一気に秋に突入かと思っていました。
ところが、夏の空気も粘り腰で、なかなか後に引かず、
また土俵の真ん中まで戻っている状態が、
ここ数日続いていました。
けれども、日本近海の海水温も下がりだし、
シベリア上空に冷たい空気が溜まってくると、
いよいよ夏の空気にも疲れが見えてきたようです。
そして、その境目の前線が日本列島を西から東へと移動をすると、
冷たい空気が一気に流れ込み、
この勝負は秋、そして冬の空気の勝ちとなるのです。
気象庁発表、10月12日午前6時の天気図です。
天気の移り変わりは、地球が太陽の周りを回っていること、
太陽に対して、地軸が正面を向いていないこと、
地球自身が動いている事、などが原因で変化します。
だから、私たち、特に日本には、四季があり、
それを楽しむことが出来るのです。
変化する事、仏教用語では諸行無常といいますね。
今は衆議院選の選挙の真っ盛りですが、
人はいつも同じ地位、同じ環境にしがみつこうとしますが、
天気と同じで、たまには変化した方が、良いのでは、
なんて考えてしまいました。
人生、諸行無常そして、変化を嫌うことは、苦しみを生む
原因にもなるのです。
夏の高気圧も一旦南に下がり、
また太陽が、北半球に戻るまで、そのエネルギーを蓄える
のですから。
- 2017.10.13 Friday
- A-YOU的こころ
- 10:48
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- by tendrement