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テンドルマンの記事は、臨床栄養士(Holisitic Nutrition)が書いています。

このブログで取り上げる、栄養やダイエットなどの情報は、 臨床栄養士(Holistic Nutrition・アメリカ資格)が、 近代栄養学の臨床データーや研究データーに基づいて、 書いております。

天気の変化と人生

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    秋のお彼岸、明日はその中日の春分の日です。

     

    でも、どこも雨模様の天気で、

    せっかくのお休みなのに、肌寒く、

    お出掛けには生憎の天気になりそうです。

     

    この時期、冬から春への季節の移り変わりの時期は、

    天気が定期的に変化するのが特徴です。

     

    暖かい日があったかと思うえば、冬に逆戻りしたような

    天気になったりと。。

     

     

    そう言えば、天気だけでなく、

    人の一生でも大きく変化をする時期には、

    いろいろな事がまとめて起こる事が多いと

    思うのです。

     

    それは、現状を維持しようとする力と、

    変化をしようとする力が、そこでぶつかり合うから、

    だと思うのです。

     

    そして、ぶつかり合っている間、

    嬉しい事、悲しい事など予想もつかない事が起きたりして、

    人はその時に、

    「最近、本当にいろいろな事が起きるな」と感じるのです。

     

    大抵は、天気と同じで変化をしようとする力が勝り、

    その人は、新しい何かを手に入れ、新しい人生へと進み

    出します。

     

    その後、しばらくは安定した時期に入り、

    特に大きな変化も起きないのですが、時間の経過と共に、

    また変化の時期を迎え、また、いろいろな事が起こる時期が

    来るのです。

     

    もし、現状を維持する力が勝ったとしても、

    時間の経過と共に、変化の時期を迎えるのは、

    天気が定期的に変わるのと同じで、不変の理です。

     

    このように、人は戻る事の無い時間の中で、

    生きていて、常に新しい時間的な観念の中に身を置くのです。

     

    もし、悩みがあったとしても、

    それは、空気中に含まれている埃やチリと同じで、

    雨という時間の流れによって、いつの間にか、

    地面に浸み込んだり、川や海へと消えていくのです。

     

    仏陀が仏教の真理を説いた時に、

    雲は常に変化している、一時も同じ形の雲は現れない、

    ということで、諸行無常を説きました。

     

    それほど、天気の変化と人生というのは、

    同系列で論じる事も可能なのです。

     

    言い換えれば、人は自然の中で生かされてる、

    常に自然の変化と共に人は変化しているとも言えるのです。

     

    天を見て、地を見て、自分を見る。

    自分という存在は、そんな空間の中に生きているのです。

     

    明日、太陽は真東から昇り、真西に沈みます。

    古代文明においては、この日は特別な日として崇められ、

    多くの宗教的な儀式やそれに関わる建築物も建てられました。

     

    彼らは、現代人の私たちよりも自然を崇拝し、

    その変化を人生の羅針盤のように捉えていたと思うのです。

     

     

    このはっきりしない天気は、もうしばらく続くようです。

    天気や自然の変化と人の生き方、

    お彼岸という特別な時期に、ちょっとこんな事を考えて

    みました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     


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