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テンドルマンの記事は、臨床栄養士(Holisitic Nutrition)が書いています。

このブログで取り上げる、栄養やダイエットなどの情報は、 臨床栄養士(Holistic Nutrition・アメリカ資格)が、 近代栄養学の臨床データーや研究データーに基づいて、 書いております。

植物って、本当に不思議です。

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    植物の不思議な力については、このブログで何度も書いてきました。

    そして、昨日のyahooニュース(配信元は毎日新聞)に、

    「ミントの香りが植物に害虫への防御力 東京理科大」という記事が

    載っていました。

     

    これは、10種類のミントの側で大豆を栽培したところ、蛾の幼虫や

    ダニなどが消化不良を起こすタンパク質を作り出すミントのRNAの量が、

    キャンディーミントで3.4倍、ペパーミントで2.9倍になったことを

    確かめたとの事です。この事から、キャンディーミントの側で育てた大豆は、

    そうでない大豆と比べて食害率を半分に抑えられたとの事です。

     

     

     

     

    これは、小松菜でも同様の効果が確認され、大豆も小松菜もミントとの

    距離が近いほど食害が少なかったとの事でした。

     

    植物は、香りの成分の分泌により、個体間で情報交換をしている

    という事は既に知られています。

    つまり、ある植物が害虫などによって食べられると、特別な香りを発し、

    それを感知した他の個体が、それらに食べられないように防御するという

    仕組みです。この時、感知した植物は昆虫が消化不良を起こすタンパク質を

    作ると言われています。

     

    今回の研究では、それをDNAレベルで解明したと考えられます。

     

    そして、その物質の影響は側に栽培された別の植物すら、

    食害から守ることが出来る、ということが実証されたということです。

     

    ただ、このことは長年農業に従事する人にとってみれば、経験的に知っている

    事です。オーガニックで栽培される農作物の側に、ペパーミントや生姜、

    唐辛子などの別の作物を栽培して、害虫から守る仕組みを作る、ということも

    されています。

     

    そして、今回の研究結果で、さらにそれを科学的に解析できたことは、

    評価すべきことで、今後の無農薬農法において、活用できる道が多いだろうと

    思うのです。

     

    植物は一度その場所に根を張ると、自分の意思では、一生そこを動く事が

    出来ません。そのために、自分自身を守るべき、様々な仕組みが組み込まれ、

    アロマセラピーで利用する精油もその仕組みの一つなのです。

     

    また、多くの医薬品が植物成分の研究の結果として作られています。

    こらは、植物が自分を守るために、自分自身で作る物質が、

    私たち人類にも役に立つものが多いという事でもあるのです。

     

    だま〜って、静かに生きている植物たちですが、彼らの体の中では、

    常に「生」への挑戦があり、そのために様々な化学的反応が起きているのです。

     

    植物って、本当に不思議で強い生き物だと思うのです。

     

     

     


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