柿の木
秋になってよく目にする果物に、柿があります。
スーパーや八百屋さんでも、目にする果物ですが、
昔はどこの家にも柿の木があり、
私が子どもの頃には、柿を買うという事はありませんでした。
我が家の実家にも柿の木があり、よく食べました。
渋い時が多いですが、年によって甘くなる時もあり、
気候などの関係なのか?今でもよく分かりません。
*庭にあった柿の木
柿はアジア原産の果物で、学名は、「Diospyros kaki」というように、
kakiという言葉が入っています。
学生の頃、東アジアを旅した友人が、ちょっと田舎に行くと、
何だか日本の田舎を歩いてみたいだ、それは何処の家にも
柿の木があるからだ、という事を聞いた事があります。
今では、アメリカやヨーロッパでも、果樹として栽培されている所が
増えているようです。
柿は栄養価も優れ、ビタミンC、ビタミンA、カロテン、
葉酸やカリウムなども多く含まれています。
柿が赤くなる頃には、医者が蒼くなる、という言葉あるのは、
柿を食べると、栄養豊富なので、病気にならない、ということから来ています。
また、柿は昔から俳句などにも季語して使用され、
多くの名言が残されています。
それ程、日本人と柿は大きな結びつきがあったと言っても良いでしょう。
「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」正岡子規
- 2017.10.31 Tuesday
- A-YOU的こころ
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