先日、ネットのニュースを見ていたら、
果物だけを食べて生活している人の記事が載っていました。
確か、1〜2年前にもそのニュースを見た事あるのですが、
まだ、続けている、という事で驚きでした。
アメリカの栄養学の本には、
果物は最高の食品と、賞賛しているものが多くあります。
私もこのブログで何度も書きましたが、
ビタミン、ミネラル、果肉と水分バランスなど、
人にとって価値のある栄養など多く含まれているのです。
しかも、それらがとても吸収しやすい形で存在しているのも、
果物の大きな特徴となっています。
マイナスの要因としては、
果糖が多く含まれているので、
糖代謝が落ちている人などが、多く食べると、
糖尿病のリスクを高めたり、肥満になりやすいという
情報もあります。
ただ、実際には果糖は、その他の糖類、
ショ糖や乳糖に比べると、体にとってのリスクはそれほどでも
無いという研究データーもあります。
ただ、体質との相性(遺伝子的に果糖と相性が合わない)
という問題もあるので、実際には個人差があるというのが、
正しいと思います。
実際、私が朝食を果物だけで過ごしていた事があったのですが、
体調はすこぶる良く(今が悪い訳では無いですが・・)、
体重も10年以上同じ体重を維持することが出来たのです。
お昼や夜の食生活は同じだというのに・・
それを、三食、というよりか、全ての食事を果物にしている、
という人は、どのような体調を維持しているか、気になるところです。
記事によれば、体重も体調も変化が無い、と書かれていましたが、
彼によれば、「人体実験」をしているようなものらしいです。
問題が起きれば止めるようですが、問題が起きていないから、
何年も続けられるという事なのだと思います。
私もニュートリッションとして、そのような試みに興味がありますが、
妻曰く、「いい加減な性格」の私には、無理だと思います。
(でも、朝食に果物だけ、ということは10年近く続けました)
ですから、他人の実験を参考にしながら、
皆さんに果物食の利点や欠点を話していきたいと思います。