今日の天気、明日の天気
お天気は、人の生活にいろいろ影響を与えています。
ですから、気象観測という概念が無い頃から、
「今日の天気」、「明日の天気」を知る様々な言い伝えが、
日本各地に残っています。
「夕焼けがきれいだから、明日は良い天気になる」
「朝焼けは、雨の兆し」
「富士山に傘雲が掛かると、風が強くなる」
「月に傘が掛かっているので、天気が悪くなる」
などは、実際の気象状態を観察して、経験としてそのような予報を
行っていることです。
そして、それは現在の気象学の理論に当てはまり、
正当であると考えられます。
「カエルが鳴くから、雨が降る」
「ツバメは低く飛ぶと雨が近い」
「投げた下駄が裏だから、明日は雨」
一番目と二番目は、なんとなく正当性がありますが、
三番目は遊びの領域ですね。
そうです、天気によっては、農作物の生育にも関わり、
これは一般の人の生活に大きく関係しています。
外で仕事をする人たちにとっては、天気によってその作業内容が
変わることも、よくあります。
商売にも、遊びにも、様々な所でお天気は
人の生活に関わってきているのです。
現在の気象観測は、地上から、宇宙からと様々な角度、方法によって、
行われていて、それを分析するのもスーパーコンピューターや、
AI(人工知能)などの力を借りて、その精度はとても高くなっています。
ですから、台風の進路や大雨や大雪の予報、猛暑や極寒の予報は、
ひと時代前に比べると、はるかに高い確率になっています。
そして、それに対する対策も予め出来、
災害に関しては、その被害を小さく食い止めたり、
農作物の収穫等についても、予定を立てやすくなってきています。
ただ、「自然」というのは、私たちが予想する範囲から
大きく逸脱する可能性もあることを認識しないといけないのです。
それが、予想しない地域での集中豪雨であったり、大雪であったり、
大風となって私たちに襲いかかってくるのです。
今年の各地域での様々な被害の状況をみると、
「想定外」と言われる事例も多く発生しています。
現在、大型の台風が近づいてきていますね。
日本列島に接近した時の進路には、若干幅がありますが、
いずれにしても、強い勢力のまま、列島に近づいてくるのは、
間違いなさそうです。
自然の力を侮る事無く、想定外が起こらない準備をしてくださいね。
- 2018.09.29 Saturday
- A-YOU的こころ
- 10:24
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- -
- by tendrement