今日は12月8日、1941年(昭和16年)日本軍がハワイにある、
パールハーバーに攻撃を加え、日本とアメリカが本格的な戦闘状態に
入った日です。
でも、今朝のニュースではこの事を取り上げている所が無かったようです。
ネットのニュースも、新聞(チョロ見ですが)その記事は見当たりません。
本当はとても重要なことなのに、そしてここから始まる日本の悲劇、
歴史上においても重要な日のはずなのですが。
そう言えば、国会も数の力でいろいろな法案が通っていますね。
しかも、その審議においては、もう「決定ありき」でおこなっていることも
多く、一応、形だけの国会となってしまっているような気もします。
政治というのは、様々な裏があり、思惑があり、名誉欲など、
いろいろな物がごちゃまぜになっている所です。
ですが、一番の主役は、一般の国民で、政治を取り仕切る人たちや、
官僚たちのために行うものでは無いはずなのです。
でも、今の日本は私たち国民を馬鹿にしているような政策、
例えば、消費税を上げる代わりに、カードでの買い物でポイントを
付けるとか、ある税金を安くするとか、何とかを無料にするとか、
だったら、消費税を上げなければいいじゃない、と思う事が一杯です。
まぁ、裏としては「表向きの国家赤字」を埋めるため、
「国際的な信用のため」「政治家の面子のため」などがあるのは、
分かっているのですが、それで苦労するのは、国民です。
外国人労働者の問題もそうですね。
人手不足だから、彼らを受け入れて、、表向きは立派ですが、
彼らを「人間として」考えているのか?という疑問も感じます。
水道事業に民間業者を入れる問題も、
カジノ特区の問題も、表向きの言葉とそれに隠されている事、
最近、いろいろな事が見え見えの法案が通っています。
今、日本が抱えている問題がとても多いのは事実です。
ですから、規制を緩和したり、少しでも国にお金が入る政策を考えるのは
理解できます。でも、なんだか全てが目先に囚われすぎている感じもします。
そして、マスコミもそれらの問題について、政府よりの見解を述べている
ことも多く、全ての本質を突いていないのでは、と思うことも多いです。
さて、最初のパールハーバーの件ですが、
この時も一部の軍関係者は、アメリカへの攻撃を止めようとしていました。
特に海外の事情に詳しい人たちの間では、この無謀な行動は、
日本にとって大きな悲劇になる事も想像していたのです。
ですが、影響力のある人たちの集まりに屈して、
パールハーバーへの攻撃を了承したのです。
そしてマスコミも、この本質を突くことなく、
偉大な日本国が、アメリカ合衆国という世界の超大国に戦いを挑み、
パールハーバーで大きな成功を収めた(それは事実ですが)と
日本国民を煽っていたのです。
でも、その結果が、沖縄を始め、広島、長崎を始めとして、
日本中の大都市で、多くの一般の人たちが、命を落としていったのです。
世の中は、楽しい事がいっぱいあり、明るい未来がある、
と信じて生きていきたいです。
でも、今の日本の国の現状と、それに対する国の施策の中に、
希望に満ち溢れた楽しい未来の想像が難しいと感じるのは、
私だけなのかな?と思うのです。