情報は悪魔の付け入る隙を与えます
今日は2月28日、月末です。
最近、テレビでニュースを観たり、ネットで読んだりすると、
どうも気分が重くなることが多いです。
家庭内の虐待(ネグレクト)、学校でのいじめや自殺、女性への暴行、
公文書の改ざん、政治家のスキャンダルとそれのもみ消し。
政治家の無責任な発言や嘘や、政治家とある国に対する忖度。
そして、人を騙してお金をせしめる詐欺事件。
その他、マイナスの気持ちにさせるニュースが毎日流れています。
まぁ、そのようなニュースの方が、世間の関心を呼び、
視聴率を上げたり、週刊誌や新聞の売り上げに貢献するのでしょうか?
本当に起こっているいる事だから、仕方が無いのですが・・。
ただ、マスコミも自社のポリシーを捨て、ある特定の勢力に
配慮した記事を書いていると思われる事もあり、
それにはジャーナリストとしてのプライドはどうなの?
と、思う事もあるのです。
でも、真実を書き続けても、権力によって潰され、
そのジャーナリストの生活や生命が破綻することもあるので、
プライドを持っての仕事も出来なくなってしまうのでしょうか?
また、ネットでは、気に食わない書き込みなどがあると、
徹底的に叩いて(炎上)しまう、なんてこともあります。
お〜、怖い!
朝から、こんな暗い気持ちにさせるような文章を書く方も
書く方ですね・・・。
アメリカの自然療法医、アンドリュー・ワイル博士が、
「健康を維持するためには、ニュースを観たり読んだりしない事」、
と言っていました。
世の中の流れを知ることは大切だけど、
メディアに流れるニュースというのは、
人々の精神状態にある特定の変化をもたらす可能性が
あると思うのです。
例えば、政治家が平気で嘘をついている、そんなニュースを観たら、
嘘をつき続ければ、それが「本当」のように思えるようになったり、
詐欺やずるい商売などで大金を手にして、
高級タワーマンションで優雅な暮らしをしているニュースも、
「勝ったもの勝ち」と思わせることもあります。
それは、人の心の中に悪魔が忍びよるようなもので、
多くの人が、「それでも良い」と思うようになると、
悪魔たちの思うつぼとなってしまうのです。
でも、山奥に一人で生活し、テレビ、ラジオ、新聞も無ければ、
もちろん、ネットの環境も無ければ、ニュースを知らないということも
可能かも知れませんが、現在では様々な情報が溢れまくっています。
そんな世界の中で、私たちは「生きなければならない」です。
ですから、それらの情報を丸ごと受け入れるのではなく、
情報の奥にある、真の意味を見極める力を養い、
悪魔たちの付け入る隙を与えないことが大切だと思うのです。
そして、それが精神衛生上の健康を維持することになると思うのです。
- 2019.02.28 Thursday
- A-YOU的こころ
- 10:21
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- by tendrement